EonNAS Pro 実機検証レポート その1:基本性能とベンチマーク

ここではインフォトレンド社の小型ながら大容量、大規模ストレージの技術を取り入れたNAS、EonNAS Pro シリーズを紹介。基本性能と、実際のベンチマーク結果をまじえた検証を行います。


検証その1:
基本性能とベンチマークを検証
検証その2:
「プールミラー」「リモートレプリケーション」を検証

ZFS対応の高機能 NAS「EonNAS Pro850」

まずはスペックから確認します。NAS850 は最大 3TB 内蔵ドライブを搭載可能。8ベイ仕様の 800 および 850 シリーズが最大 24TB(3TB HDD×8台)。HDD インターフェースは SATA 3.0 に対応しているため、転送速度(6Gbps の高速環境)が利用できます。
CPU は Intel Core i3 を、メモリは DDR3 を 8GB 標準搭載。
インターフェイスはギガビット イーサネット、10 ギガビット イーサネットをそれぞれ2ポート(※今回お借りした850-2の仕様)、USB 2.0が7ポート(フロント1、リア6)、eSATAが1ポートと豊富なインターフェイスを搭載している。またUSBポートはプリントサーバー機能にも対応しています。
ファイルシステムには信頼性に優れたZFSを採用、RAID機能に関しては、RAID 0/1/5/6/10/50/60(ホットスペアも可能)と、多彩なレベルに対応。大容量重視、可用性重視どちらにも設定可能です。
また、導入したてのころに4ドライブのRAID 5構成で使用して、あとからHDDを4台追加してRAID 50環境に切り替えて使用するなど、内蔵ドライブの構成次第ではありますが柔軟に対応できます。
ストレージプロトコルは、NASとしてCIFS/SMB/AFP/NFS/HTTP/HTTPS/FTPを、SANとしてiSCSIをサポートしています。
クライアントはWindows/Linux/Macに対応し、混在環境でも快適に使用できます。

eonNAS_Pro850 eonNAS_Pro850
デスクトップタイプのNAS EonNAS Pro850外観。
SOHOやSMBに最適なサイズのNASだ。

ZFSを採用したEonNASの独自機能

そのほか、ZFSを採用したEonNASの独自機能として保存容量のムダをなくす重複排除機能を搭載。 バックグラウンドで処理が行われ、オーバーヘッドもわずかなものとなっています。

重複排除

重複排除の確認として、iSOデータを1つアップした場合、3つアップした場合の管理画面を掲載。
使用済容量、使用率、重複排除率の違いが確認できます。
※テストに使用したiSOはCentOS-6.3-x86_64-bin-DVD1.iso :4,289,386,496バイト

内部統制のために各種ドキュメントやログなどのデータ保管が求められるケースが増えてきた昨今、増え続けるデータ容量を抑えるこの機能は重宝することが予測されます。
また2012年9月時点の最新ファームウェアでは、データ漏えいの防止に役立つ暗号化機能の搭載も確認できました。
さらに予約領域がいらず、パフォーマンス劣化がほぼ発生しない無制限のスナップショット作成機能、外付けUSB機器への書き込み書き出しが可能なワンタッチコピー、そして実際の容量とは無関係にボリューム容量を仮想的に設定できるシンプロビジョニングに対応するなど、上位クラスのストレージに搭載されている機能を標準で搭載しています。
また可用性を高める機能として、NAS850を2台用意することでプールミラー、リモートレプリケーションを使用することができる。(この2機能については次回掲載予定です)

そのほか設定画面も使いやすく、普段からPCを使用している程度のスキルで十分にご理解いただけます。

一見するだけで機能が分かりやすいGUIメニューで管理。

ストレージの空き容量、使用率、重複排除率などもわかりやすく可視化。

スナップショットやミラーリングといった機能もかんたんなメニューから設定できる。

外付けハードディスクやプリンター、UPSの管理もおまかせ。


EonNAS Pro 850-2を試す

今回は、Infortrend社からEonNAS Pro850-2をお借りしました。

※本来は内蔵ドライブ8台構成ですが、今回は7台のRAID 5構成で使用しています。


▼CrystalDiskMark、ファイルコピーで検証▼

まずCrystalDiskMarkによりベンチマークを行ってみました。
以下にWindowsファイル共有でネットワークドライブとして使用した場合(CIFS)、iSCSIとして使用した場合の2パターンの一覧を掲載します。


CIFSで実施

iSCSIで実施


CIFS、iSCSI、Windowsファイルコピーの転送速度(1秒間)を比較したグラフ。
※計測使用ファイル:CentOS-6.3-x86_64-bin-DVD1.iso  4,289,386,496バイト

上記の表からもわかるように、データを見る限りベンチマークとしてはリード、ライトともに非常に高水準の数値を出しています。
少し気になる点をあげるとしたら、Windowsのファイルコピーのリードは100超えスコアを発揮しているのに対しCrystalDiskMarkは70台である部分※。しかし、むしろ通常業務で使用するであろうファイルコピーにおいては高パフォーマンスを発揮していることがわかります。
※数値のずれが大きいため、ベンチマークとの相性による結果と考えられます。

大規模ストレージ譲りの可用性を高める技術をふんだんに取り入れたEonNAS Proシリーズは、これだけの機能とパフォーマンスを持ちながら、他社の同価格帯ストレージと比べると30万円台※に抑えられており、大変リーズナブルな価格となっています。
※2012年10月1日時点での価格です。


VMwareをはじめ各種仮想化テクノロジーの認証取得

また、EonNASは上記の仮想化テクノロジーについて正規認証を取得しているので仮想化環境のストレージとして安心してご利用いただけます。
EonNAS Proは今回取り上げたEonNAS Pro 850-2をはじめ、ドライブ数やイーサネットの仕様、より省電力なCPU採用など、ビジネスの用途に合わせて選べるさまざまなモデルをラインアップ。
新たな業務でストレージ導入をお考えの方、入れ替えを考えている方は、一度InfortrendのNASを検討してみてはいかがでしょうか。

EonNAS Proの製品情報はこちら

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