未経験からWebデザイナーになった僕が「やめとけ」と言われた話と、リアルな現実

「Webデザイナー 副業 やめとけ」
「未経験でWebデザイナーになるのは無理」

そんな言葉を、僕も最初は信じかけていました。
ネットを検索すればするほど不安になり、「やっぱり自分には無理なんじゃないか」と思ったこともあります。

でも、僕は職業訓練校からスタートして、まったくの未経験から副業としてWebデザインを始めました。
いきなりうまくいったわけじゃありません。正直、辞めようかと思ったことも何度もあります。

それでも今では、副業としてWebの仕事を受けて、自分のペースで稼げるようになりました。
そして何より、「自分の作ったものが誰かの役に立つ」ことが嬉しくて、続けてこられたんです。

この記事では、

  • なぜ「Webデザイナーはやめとけ」と言われるのか

  • 実際に副業としてやってみた“リアルな現実”

  • そして「それでもやってよかった」と思える理由

これらを、実体験ベースで正直にお話しします。

「やめとけ」と言われると不安になりますよね。
でもその言葉の裏側には、確かに学ぶべきヒントもあるんです。

この記事を読み終えたとき、あなたが一歩踏み出す後押しになれたら嬉しいです。

目次

結局Webデザイナーの副業は「やめとけ」なのか?──僕の本音

Webデザイナーを「やめとけ」って言われる理由、わかります。

だって、Webデザイナーになるにはスキルを高めることと実績が必要だから。

スキルは今も磨き続けていますし、最低でも1年ぐらいは磨かないとだめですね。
でも僕が思う“やめた方がいい人”って、こういう人です。

  • なんとなく稼げそうだから、くらいの気持ちで始める人

  • 地道にスキルを磨くのが面倒だと思ってる人

  • デザインに全く興味がない人

逆に、こんな人なら全然やっていいと思う。

  • コツコツ続けられる

  • デザインが好き、もしくは好きになれそう

  • 「ちゃんと仕事にしたい」と思っている人

僕自身、最初は職業訓練校からスタートして、Webデザイナーの才能を自分に感じなくて、「自分には向いてないかも」って思う時もありました。

途中にやめたいなと思うこともありましたが、なんとか努力を続けてやってこれました。
でも、ホームページを作ったものが誰かに届いて喜んでもらえるっていう感覚が嬉しくて、ここまでやってこれました。

正直、熱意がある人なら、Webデザイナーは副業でも未経験でもぜんぜんやっていける世界です。
逆に言えば、熱意がないと続かない。それだけの話なんです。

なぜ「Webデザイナーはやめとけ」と言われるのか?

単価が安すぎて稼げない現実

駆け出しの頃、10ページのサイト制作が3万円、5万円といった案件はクラウドソーシングで普通に見かけます。一見すると仕事があるように思えますが、実際に1〜2ヶ月かけてこの金額だと、割に合わないと感じる人が多いのも当然です。

私自身はこうした安すぎる案件は受けていません。
スキルや実績を理解してくれる相手とだけ仕事をしています。
というのも、安い案件は「無茶振り」や「クレーム」が多く、対応に心を削られることが多いからです。

クライアント対応が大変(修正地獄)

Webデザイナーの仕事でしんどいのは「終わらない修正」。
お金を払う立場のお客様も真剣なので、こちらの対応が甘いと、延々と修正に付き合わされる羽目になります。

実際、私も「納品まで2年近くかかった案件」がありました。
途中で担当が変わったり、社内事情で何度も方針が変わったり…。正直、今でも思い出したくない案件のひとつです。

どれだけ丁寧にやっても「必ず終わる」とは限らない。
これはWebデザイナーの厳しい現実の一つです。

センスが必要と思われがち

「自分にはセンスがないから…」と諦める人も多いですが、実はデザインに必要なのは“センス”というより“情報整理”と“論理”。

どう見せれば、どう伝わるか。
これは知識と経験で磨けます。

センスとは「情報の見分ける力」であり、水野学さんも同じようなことを語っています。つまり、鍛えることができる力なんです。

未経験は厳しい、でも突破口はある

未経験でいきなり仕事を取るのは難しいです。
「髪を切ったことがない美容師」にお願いする人はいませんよね。
でも、経験は積めばいい。

実績をつくる方法はいくらでもあります。小さな案件、架空案件、身近な人からの依頼…一つずつ信頼を積み上げれば、道は開けていきます。

AIに仕事を奪われる?今はまだ人の役割が重要

最近は「AIにWebデザイナーの仕事が奪われる」と言われています。
確かに、コーディング部分は徐々にAIに任せられる時代になってきました。

でも、ヒアリングして、コンセプトをつくって、方向性をジャッジする。
この一番大事な部分は、まだまだ人間にしかできません。

私は実際にWebの現場にいますが、デザインはまだAIには任せられません。

僕が感じたWebデザイナーを「やってよかった」と思えること

自分のデザインが形になり、世に出る喜び

自分の考えたデザインが実際に公開されたときの喜びは、言葉にしづらい特別なものがあります。

「これが自分の作品だ」と胸を張れるような、
「ほら、見てくれよ」と世界に向かって発信しているような感覚です。

Webの仕事を15年以上続けてきましたが、この「公開の瞬間」のワクワク感は今でも変わりません。

本業とは別の世界で、評価される体験ができる

もしあなたが他の職種をしながら、Webデザインもしているなら、それはとても貴重なことです。

「このデザイン、すごく素敵ですね」
「あなたが作ったサイト、好きです」
そんな言葉をもらえたとき、これまでの努力が報われたような気持ちになります。

スキルが身につけば、本業としてWebデザイナーの道に進むこともできる。
自分の力で可能性を切り開ける、そんな魅力のある職業だと感じています。

家庭があっても、夜にコツコツ続けられる

Webデザイナーの仕事の強みは、PCさえあればどこでも作業できること。

※このブログもそうです

私も家庭を持ちながら、夜に少しずつ作業を進めてきました。
ちょっとした趣味感覚で続けられたのが、気づけばスキルになっていた。
そんな人も多いんじゃないでしょうか。

自宅で仕事ができる柔軟性は、家庭を持つ人にとって大きなメリットです。

会社ではできない表現も、副業なら思いきりできる

本業がWebデザイナーの方でも、副業では「会社ではできない表現」に挑戦できます。

たとえば、イラストを大胆に使ったり、アニメーションを加えたり。
副業ならクライアントとのやり取りも自分でコントロールできるので、自由度の高い制作が可能です。

「自分のやりたい表現」ができる喜び。
それもまた、Webデザイナーの醍醐味です。

【まとめ】Webデザイナーは副業で「やめとけ」なのか?

「Webデザイナーはやめとけ」「未経験では無理」といった言葉に、不安を感じる人も多いでしょう。
実際、単価の安さクライアント対応の大変さスキルを積むまでの時間など、甘くはない現実があるのは事実です。

ですが、それらの言葉の裏側には、「簡単には稼げないよ」「覚悟と継続力がいるよ」という警鐘があるだけ。
地道にスキルを磨き、実績を積み、熱意を持って続けられる人にとって、Webデザインは副業でも十分にチャンスがある世界です。

  • デザインが形になり、世界に発信できる喜び

  • 本業とは別の場所で評価される体験

  • 家庭を持ちながらでも続けられる柔軟さ

  • 副業だからこそできる自由な表現

これらの魅力は、他の仕事にはなかなかないものです。

「やめとけ」と言われてやめてしまうか、
それでもやってみようと踏み出せるか。

Webデザイナーとして副業を始めるかどうかは、結局あなた自身の気持ち次第です。
**「好きだから」「挑戦したいから」**という想いがあるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
少しずつでも進めば、きっと景色は変わっていきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小林のアバター 小林 Program mind 代表

Webディレクター、Webデザイナー歴10年以上で中小企業のWebサイトを改善を多く行ってきました。コンテンツメディア10万pv達成、youtube収益化達成。WEB制作、ブログ、Youtube、instagram、Xなどの仕事や副業の情報を発信。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次